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  • 2023年10月26日
  • PRノウハウ

ソーシャルメディアの波及効果を分析し、”生活者の心を動かす”ニュースを見つける方法

2023年4月時点で、日本のソーシャルメディア利用者数はLINEやX(旧Twitter)、Instagramで5,000万人を超え、Facebookも3,000万人を超えています(ニールセン デジタルコンテンツ視聴率 Monthly Totalレポートより)。

広報・PR担当者にとって、多くの生活者が利用するSNS上での企業やブランドに対する反応を把握することは、非常に重要になります。

 クラウド型効果測定ツールPR Analyzerは、「ソーシャル波及分析」という機能があり、Webニュース掲載後のSNSへの波及効果の計測を実現しています。

本記事では、「ソーシャル波及分析」機能で生活者のSNS上での反応を分析し、広報・PR活動の改善のヒントを得る方法について解説します。

 

「ソーシャル波及分析」機能の概要と利用価値

PR Analyzerの「ソーシャル波及分析」機能では、下記の2つのデータを収集・合算し、掲載記事毎に確認することができます。

  • WebニュースのURLを含む(※1)SNSでの投稿数
  • Webニュースページ内にあるソーシャルボタン(※2)の使用数

2023年現在、FacebookとX(旧Twitter)のデータ取得に対応しています。さらに、収集したソーシャル波及数のデータを記事毎に確認できる他、ランキング形式でソーシャル波及数が多い記事を確認できる「SNS波及記事ランキング」も利用できます。

 

「ソーシャル波及分析」の利用価値は主に2つ挙げられます。

(1)Webニュースを閲覧した生活者の反応を把握できる
(2)ソーシャル波及が高まりやすいメディアや、切り口の傾向をつかむ

広報・PRの効果測定指標に用いられている掲載数は、メディアへの掲載の事実は把握できますが、Webニュースを閲覧した生活者の反応はわかりません。一方、ソーシャル波及数は、Webニュースを見た生活者がSNSへ情報共有した回数を集計することで、生活者の反応を把握できます。

そして、ソーシャル波及数が大きいWebニュースは、生活者に大きな影響を与えたニュースと考えられるため効果測定の指標として有用です。

 また、Webニュース毎のソーシャル波及数の差異から、生活者から反応を得やすいメディアや、ニュースの切り口の傾向がつかめます。

これらの傾向が分かれば、ソーシャル波及数が伸びやすいメディアに重点的にアプローチをしたり、情報発信に盛り込む切り口の参考にするなど、広報活動の効果を高める改善策につなげられるのです。

 

「ソーシャル波及分析」を活用し、改善のヒントを得る分析例

続いて、PR Analyzerの「ソーシャル波及分析」機能を使い、改善のヒントを得るための分析例「SNS波及数記事ランキング分析」を紹介します。前述の通り、PR Analyzerの「SNS波及数記事ランキング」機能はクリッピングしたWebニュースのうち、ソーシャル波及数が多い記事についてランキング形式で表示できます。

下図のように、ランキングではソーシャル波及数に加え、掲載された媒体や、Webニュースへのリンクを含む記事タイトルを確認することができます。

SNS波及数記事ランキング分析からは、下記2点の改善のヒントを得られます。

  • ランキング上位記事のタイトルから切り口や訴求内容、フレーズ等の傾向を掴む
  • ランキング上位記事のWebメディアを確認、重点媒体見直しの参考にする

まずは、ランキング上位記事のタイトルについて傾向を把握し、自社の改善につなげる情報を得る点です。
生活者から多くのPVを獲得し、SNSでシェアされるWebニュースのタイトルには、強く興味をひく切り口やフレーズが盛り込まれている可能性が高く、情報発信の改善につなげるヒントになります。

  • 複数の記事に使用されている、業界におけるトレンドワード
  • 倒置法や疑問形などの表現方法
  • 切り口の要素(ニュース7つの要素)

上記のようなポイントに着目しましょう。

また、記事タイトルに含まれる切り口の要素を確認する際は、下図の”ニュース7つの要素”を参考にしましょう。

”ニュース7つの要素”は、メディアが思わず取り上げたくなるような要素を分類し、まとめたものです。また、ソーシャル波及数が多くなるようなニュースには、この”ニュース7つの要素”が複数含まれている傾向にあります。ソーシャル波及数ランキング上位のニュースの記事タイトルから”ニュース7つの要素”を見つけ、どのような切り口の要素が含まれているニュースが、生活者から高い反応を得ているかを分析しましょう。

また、SNS波及数記事ランキング上位記事のWebメディアを把握することも有効です。ソーシャル波及数が伸びやすいWebメディアはSNSに積極的に情報発信をしていたり、SNSアカウントに多くのフォロワーがいたりする傾向があります。このようなWebメディアを把握しリレーションを強化することで、SNS上での波及を拡大し、より多くの生活者に届く情報発信を実現することにつながります。

 

「ソーシャル波及分析」以外にも広報・PRに関する分析ノウハウを提供

以上、「ソーシャル波及分析」機能でSNS上の反応を分析し、広報・PR活動の改善に活かす方法についてご紹介しました。掲載されたニュースに対するSNS上での反応も含め、PR Analyzerでは広報・PRの効果を可視化し、改善につなげるための機能が充実しています。お気軽にお問合せください。

また、当社ではPR Analyzerを用いたデータ収集〜分析〜活用に関するセミナーを実施しています。ぜひお申し込みください!

セミナー一覧:https://www.pranalyzer.jp/seminar/

 ⇒ビルコムの統合型PRサービスについて知りたい方はこちら

 

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