
CASES
事例
- クライアント
- 協和キリン株式会社
- 業種
- ヘルスケア・OTC
- URL
- https://www.kyowa-kirin.co.jp/
- ご利用ソリューション
-
- ターゲット
- 40~50代の男性ビジネスパーソン
協和キリンの統合型コーポレートPR ― 専門医療分野への興味を喚起
課題
協和発酵キリンは、抗体医薬品の研究・開発に強みをもつ製薬会社です。「抗体医薬」は、患者さん一人ひとりに応じた最適な医療を行う「個別化医療」を実現する存在として注目を集めています。
しかし、「抗体医薬」も「個別化医療」も医療専門用語のため、一般の方には馴染みが薄く、理解醸成がなされていませんでした。
活動概要
「個別化医療」と「抗体医薬」の啓蒙活動を目的とし、40~50代男性ビジネスパーソンをターゲットに、2012年6月よりプロジェクトを開始。日常の中で楽しく「抗体医薬」を学べる仕掛けを展開していきました。
スペシャルサイトの制作
「抗体医薬について楽しく学べるオンラインスクール」をコンセプトに、キャラクターにはターゲットに馴染み深い特撮テレビ番組、国際救助隊「サンダーバード」を起用し、『サンダーバード・コーポレーション』というスペシャルサイトを制作。このサイトは、「サンダーバード」が会社を設立した、という設定のもと、「個別化医療・抗体医薬で人類レスキュー!」という企業理念に共感する社員をサイト上で募集する、というものです。
動画学習コンテンツのほかに、「社員適正診断」などのパーソナライズコンテンツを提供。サイト訪問率を高めるため、クイズやレッスンに取り組みながら名刺やオフィスアイテムを獲得し、等級を上げていく仕組みを導入しました。
また、ウェブサイトにソーシャルログイン機能を搭載し、情報拡散促進を図りました。
ソーシャルメディアの運用
ユーザーの蓄積・定期接触の機会を設ける施策として、Twitter、Facebookにアカウントを開設。オフィシャルサイトへ定期的に誘引し、「抗体医薬」や「個別化医療」の理解促進を図りました。
ペイドメディアの活用
サイトへの集客を促すため、定期的なニュースリリース配信に加えてペイドメディアも活用。ターゲットとコンテンツの接触機会を増やす取り組みを行いました。
戦略ポイント
ターゲットに合わせたキャラクター選定
・ターゲットに馴染み深いキャラクターの起用で興味を喚起
サイト訪問率を高めるコンテンツ設計
・昇進、アイテム獲得など、ゲーミフィケーションでキャラクターを成長させていく仕組みを用意
情報波及の想定図を作成
・シェアされた際のフィード内容(画像、テキスト)について、コンテンツ毎に細かく設計

成果
Webメディアにも多数掲載され、「抗体医薬」「個別化医療」の理解促進につながりました。
- サイトアクセス数:約80万
- コンテンツを全て完了させたユーザー:約1万5千人(参加者の約50%)
- キャンペーン認知者においては、約半数が抗体医薬を理解。3人に2人が個別化医療を認知
- 社名第一想起では他社との差が26.4%に広がった
- Webメディア露出数:119件