
NEWS
ニュース
- 2020年02月18日
- プレスリリース
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 (青山ビジネススクール)に寄附講座を開講
統合型PRソリューションを提供するビルコム株式会社(本社:東京都港区 代表取締役兼CEO:太田滋、以下「弊社」)は、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(キャンパス:東京都渋谷区、研究科長:中里宗敬、通称:青山ビジネススクール、以下「ABS」)の2020年度MBAプログラムの科目として、寄附講座「SNS時代のパブリックリレーションズ」を新規開講します。
■開講の趣旨
近年、TwitterをはじめとしたSNSが企業経営に影響を与えています。売上貢献や評判形成といったプラスの面もあれば、炎上や内部告発といったマイナスの面もあります。いずれも、SNSの情報波及力が世論を動かしているものです。
従来のマスメディア向けパブリシティとは異なる、SNS時代のパブリックリレーションズについて、実例の紹介と履修生によるワークショップを中心に講義を進めて理解を深めます。
取り扱う範囲は、デジタルトランスフォーメーションやSDGsに取り組む企業の評判形成や、製品やサービスの市場創造、炎上リスク対応、社長交代やM&A時のコーポレートコミュニケーションといったカレントなテーマを扱います。
客員講師の弊社代表をはじめ、多様なゲストスピーカーを招聘し、豊富な経験、知見からなる学びの機会を提供する予定です。
■寄附講座の概要
・本講座の目的:
企業経営に影響を与えているSNS(Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)を活用した新たなパブリックリレーションズ戦略について、企業の評判形成と、商品の統合型マーケティング・コミュニケーションの両側面から考察する。
・寄附講座の名称:
「SNS時代のパブリックリレーションズ」
・開講場所:
青山学院大学 青山キャンパス
・開講期間:
2020年度前期(2020年4月10日~2020年7月17日)全15回
※平日6限に配置予定
・客員講師:
太田 滋(ビルコム株式会社 代表取締役兼CEO)
■客員講師プロフィール
太田 滋
ビルコム株式会社 代表取締役兼CEO
博士(経営管理)。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士課程修了。Stanford-NUS Executive Program in International Management修了。株式会社アイ・エム・ジェイ、ソースネクスト株式会社を経て、2003年にビルコム株式会社を創業。市場創造と評判形成に貢献する次世代PRを掲げ、マスメディアのみならずWebやSNSを含めた統合的なコミュニケーション戦略を手掛ける。2009年には、口コミマーケティングの健全なる育成・啓発を支援するWOMマーケティング協議会を立ち上げ初代理事長を務めるなど、業界の発展に貢献する活動にも努める。2019年より青山学院大学国際マネジメント学術フロンティア・センター特別研究員。著書に「WebPRのしかけ方」、 「広告をやめた企業は、どうやって売り上げをあげているのか。」(ともにインプレスジャパン) がある。
■授業計画(予定)
第1回いま経営に「SNS時代のパブリックリレーションズ(PR)」が必要な理由
第2回SNS時代の情報波及構造 – SNSと従来メディアの関係を知る
第3回インフルエンサーを活用したファン形成戦略 – 生活者との共創価値
第4回SNS時代の商品PRのあり方 - SOEPメディアを活用した新市場創造
第5回コモディティ市場のなかでのPR戦略を考える – ワークショップ
第6回企業における炎上リスクマネジメント – SNS上の炎上事例から学ぶ
第7回SNSによる炎上発生時の企業対応シミュレーション – ワークショップ
第8回世論を味方につけるコーポレートレピュテーション(評判形成)
第9回顔が見えるCXOのソートリーダーシップ戦略 – ワークショップ
第10回SNS時代のオウンドメディア戦略 - デジタルコンテンツの作り方
第11回経営が知るべきSNS時代のPR効果指標とデータ分析
第12回自社のPR効果指標を考える – ワークショップ
第13回SNS時代のPR戦略の作り方 – 戦略立案の実践に向けて
第14回SNS時代のPR戦略 – 最終課題発表
第15回講義の総括 – これからのPRはどうなっていくのか
■青山ビジネススクールについて
青山ビジネススクール(ABS)は 1990 年に設立し、社会人が学ぶ専門職大学院のビジネススクールとしては、日本で最も長い歴史を持っています。『社会的責任を果たし、地球市民として活動する創造的リーダーの養成と、時代をリードする研究活動を通して、豊かな未来を切り拓くことに貢献する』というミッションを掲げ、課題の発見・解決に向け、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ力をもつ人材の育成を目指しています。
このような歴史と特徴を持つ ABS は、日本におけるビジネススクールの草分けとして、2,500 人以上の MBA ホルダーを世に送り出しており、修了生は実業界のさまざまな分野で活躍しています。
※その他詳細は青山ビジネススクールのホームページをご覧ください。
■本件に関するお問い合わせはこちら