2022年10月25日、六本木にて完全招待制イベント「BILCOM DAY 2022」を開催しました。当日は、マーケティング・広報に関わる方々をお招きし、トークイベントから交流会まで盛会のうちに終了することができました。本記事では、当日の模様をご紹介します。

本セッション

オープニングとなる第1部では、ビルコム株式会社 代表取締役兼CEO 太田滋より「ビルコムが目指すPRと進化」をテーマにて講演しました。統合型PRの最新事例から、PR Tech事業の開発計画にいたるまで、私たちが今考えるPRの進化についてお伝えしました。

 第2部では、特別ゲスト3名をお招きし、マーケティング・広報の最新動向について、トークセッション形式でお伺いしました。

セッション①では、Zebra Japan株式会社 代表取締役CEO 松山恭子様をゲストにお招きし、「北欧デンマーク発フライングタイガー復活の舞台裏 起死回生のマーケティング戦略とは」をテーマに、セッションしました。

2012年に日本1号店をオープンして以来、2022年に日本上陸10周年を迎えるフライング タイガー コペンハーゲン。上陸時のブーム後到来した停滞期を乗り越え、どのような改革を行ってきたのかを紹介いただきました。

 2018年から構造改革をスタートさせ、お客様の理解、出店戦略やコミュニケーションの見直しを実施。その後、コロナ禍による2ヵ月店舗閉鎖をターニングポイントとし、新商品中心のコミュニケーションから、トレンドに合わせた既存商品の”再編集”を用いたコミュニケーションに変化させていきました。

Zebra Japan株式会社 代表取締役CEO 松山恭子様

セッション②では、「成熟社会で差別化をつくる、共創マーケティングの可能性」をテーマとし、旭化成ホームプロダクツ株式会社 マーケティング部 第二グループ 課長代理 宮崎貴文様、株式会社ユーグレナ 広報宣伝部 部長 北見裕介様のお二方から、最新の共創プロジェクトについて伺いました。セッション内では、共創マーケティング実施の背景、成功の秘訣を紹介いただきました。

 旭化成ホームプロダクツ株式会社 マーケティング部 第二グループ 課長代理 宮崎貴文様

 旭化成ホームプロダクツ宮崎様より、ゆとりうむプロジェクトやZiploc RECYCLE PROGRAMを通じたSDGsに関係する共創プロジェクト事例をご紹介いただきました。他企業とのコラボレーション機会、第3者を通じたメッセージ発信、社会ごとの良さについてお話がありました。

株式会社ユーグレナ 広報宣伝部 部長 北見裕介様

 ユーグレナ北見様より、2022年に開始した「からだにユーグレナ サウナプロジェクト」と、ユーグレナの行動音を活用した「ミドリムシのうた」制作についてご紹介いただきました。細分化されたニーズやセグメント、そこに存在する熱狂に合わせた企業コミュニケーション、共創企業同士の強みをかけ合わせてプロジェクトを創ることの大切さについてお話がありました。

交流会

別会場にて、ご来場者の皆さんとの交流会を実施しました。マーケティング・広報に関わる皆さん同士の情報交換も盛んに行われていました。