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  • 2023年12月06日
  • PRノウハウ

ビルコムの進化を支える、メディアプロモーターのデータ活用

 

広報・PR担当のみなさまにおいては、「なかなかメディアに掲載されない」「広報、PR活動が属人的になっている」などの課題をお持ちではないでしょうか。

ビルコムでは、メディアプロモートの際に自社の独自ツールを活用したデータ活用を行っております。本記事では、メディア局局長兼エグゼクティブプランナーである長沢美香に、ビルコムが取り組むデータ活用と今後について伺いました。

 

Q.企業広報において、データ活用を取り入れたメディアプロモートを実施するメリットは何でしょうか?

メディアプロモートの仕事はどうしても属人化しやすいのですが、メディアプロモートの過程にデータ活用を取り入れることで、属人化する傾向を軽減し、それに伴う記事化率のバラつきをなるべく無くせると考えています。以下が主なメリットです。

メリット1:プロモーター全員で過去のデータに基づいた記者のニーズを共有することができます。これにより、誰でも記者に対してより的確な情報提供と提案が可能となります。

メリット2:記者の視点に立ったクライアント情報の提供が可能となり、記事掲載の可能性が高まります。

メリット3:数値化されたクライアントと記者の関係性をもとに、メディアプロモート戦略を立てることができます。

 

Q.具体的にどのようにデータ活用されるのでしょうか?

大きくは5つのシーンでデータを活用しています。

1)メディアリレーション面

これまでコンタクトのあったプロモーターや過去の記事化実績などをデータ化し、記者との関係性を把握することで、受け入れてもらいやすい提案を考えることができます。また、記者の趣味嗜好なども記録しておくことで、コミュニケーションしやすく、すばやく関係性を深めることができます。

2)メディア向け企画立案面
過去のデータに基づいて、プロモーター全体で記者のニーズを共有することで、記者目線でクライアントの情報提供や企画提案をすることにつながります。

3)プレスリリースおよびニュースレター配信面
最近、リリースやニュースレターを送付したり、イベント招待状況を管理したりできる新たな機能が追加されました。これにより、リリース開封履歴をもとに、記者の興味関心を特定し、リリースやニュースレター後に追加情報を提供することが可能となります。

4)メディアリレーション構築戦略立案面

4象限のメディアリレーションマップ上で記者との関係性を整理しています。

横軸にリレーション率、縦軸には掲載率を置くことで、右上の「関係維持層」(リレーションが強く、掲載が多い記者)に至ることを理想としています。

右上の状態を目指すために、各3つの層に対して適切なアプローチを行うようにしています。例えば、右下の「素材開発層」(リレーションはあるが、掲載が少ない記者)には、記事化に必要なPR素材を提供し、掲載機会を増やすための戦術を立てます。

また、左上の「興味関心層」(リレーションは強くないが、掲載がある記者)には、リレーションを強めるためのランチョンミーティングやイベントにお誘いする戦術を立てます。

5)レポーティング面
お客様との月次定例会では、定性的なメディアの声だけでなく、定量分析を基にしたレポートができるようになりました。

 

Q.お客様からの評価はいかがでしょうか?

企業の広報部さまからは、「適切な記者へのアプローチ戦術の提案がありがたい」との声をいただきました。

事業部の方からは、「定量的な記者の声をもとに開発すべき素材を提示してくれるため、PDCAを回しやすい」との評価をいただくこともありました。お客さま満足度は高くなっていると思います。

 

Q.データ活用を強化することで、メンバーの成長や育成に影響はありますか?

データ活用の強化はメンバーのスキル向上に大きな影響を与えていると感じています。

感覚的ではなく、定量的に現状を把握し、理想状態とのギャップを導き出すスキルや短期・中長期戦術を立てるスキルを身に着けることができます。

これにより、メンバーの広報パーソンとしてのキャリアアップにも影響を与えていると思います。

 

Q.今後、メディア局で取り組む予定のデータ活用について教えていただけますか?

今後の取り組みについて、以下の2点が挙げられます。

1)MRM*でのリリース配信とイベント招聘の機能拡充
本機能により、記者との関係をより幅広く可視化でき、リリースやイベントへの反応から記者のニーズを把握し、記事化に貢献することができます。
*MRM(Media Relations Management)とは、掲載プロセスを可視化するツール。

2)PR AnalyzerとMRMの連携
MRM上のアクション内容から、PR Analyzer上の記事化結果まで一貫して管理、分析することで、より効果的なアプローチを強化していきます。これにより、ビルコムのサービス価値をさらに高めていきたいです。

 

 以上、「ビルコムの進化を支える、メディアプロモーターのデータ活用」についてご紹介しました。ビルコムではデータを活用した統合型PRソリューションを提供しておりますので、お気軽にご相談ください。

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