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  • 2024年08月26日
  • PRノウハウ

お客様に寄り添う“ラストワンマイル”を大切に。創業100周年を迎えた日本事務器がPRで目指すこと

ICT(情報通信技術)のトータルソリューションサービスを提供する日本事務器様は、2024年2月に創業100周年を迎えました。今回は、日本事務器株式会社 経営企画部 パブリックリレーションズ 栗田恵美子様に、100周年の取り組みや、日本事務器がPRで目指すことについてお話しいただきました。

語り手:日本事務器株式会社 経営企画部 パブリックリレーションズ 栗田恵美子様

2009年入社。首都圏支社 IT営業部にて営業として配属。2015年に経営企画部へ異動し、企業全体の広報・PR活動に従事している。

 

聞き手:ビルコム株式会社 PRコンサルタント 三浦はづき

イベント制作会社、映画配給会社でのプロモーションに従事した後、ビルコムへ入社。PRコンサルタントとしてBtoB企業・BtoC企業問わず戦略的なPRをサポートしている。

 

目次

・創業100周年を迎え、お客様に「感謝」の気持ちを伝えたい

・必要としている方に必要な情報を届けるPR活動を

・今後自走できるPR体制へ

・まとめ

 

創業100周年を迎え、お客様に「感謝」の気持ちを伝えたい

経営企画部の役割について教えてください

私は2015年に現在の経営企画部に異動しました。経営企画部での私の役割は、主にコーポレートサイトの企画運営や広報業務、社内でクラウドサービスの利用を開始する際の運営サポートなどを任されています。私自身は2019年頃から広報・PR業務をメインとして担当しています。

当社はSIer(エスアイヤー)で、お客様がやりたいことをITでサポートする「ICTトータルソリューション&サービス」を提供しています。日本事務器のサービスや企業理念、社長である田中の思いを世の中にメッセージとして伝えていくことが、私たち広報・PR担当としての使命と考えています。

今年2月には創業100周年を迎え、100周年記念サイトを新たに立ち上げました。長い歴史の中で幅広い業界の方にサービスを提供してきましたが、お客様や当社を取り巻くすべての皆さまに感謝の気持ちを伝えたいという想いを込めて制作・運営しています。

 

100周年を迎え、特に意識しているPR活動はありますか?

「日本事務器」という社名を世の中に広めていくことは、引き続き変わらず必要だと考え活動していますが、100周年事業自体を大々的にPRはしていません。それよりも、この100年の間で関係を築いたステークホルダーの皆さまに感謝の気持ちを伝える活動が重要であると考えています。当社は全国に拠点を持ち、幅広い業種、分野の方とお取り引きがあります。たとえば、全国のお客様を一同に本社へお招きするのは難しいため、拠点ごとにお客様や、パートナー企業の方々にご参加いただけるよう様々なイベントを企画しています。社長の田中が「ご近所さん」とお呼びしている、オフィス近隣にある、よくランチに伺う飲食店の方や、当社の入居するビルの清掃をしてくださっている方であったり、地域でお世話になっている皆さまにも感謝を伝える企画を実施しています。

また、当社はシンガポールにも拠点を構えていますので、先日はシンガポールに出張し、現地のお客様を招いて感謝を伝えるイベントを開催しました。私自身は営業からは離れており、実際にお客様のお顔を拝見する機会がほとんどなくなってしまったのですが、こういった機会に感謝の想いを直接お客様にお伝えすることができることは、とても嬉しく思っています。

当社は、企業理念として「優れたシステムとサービスを通して、豊かな社会の実現に貢献します。」と掲げ、常にお客様に寄り添ったサービスの提供を心がけています。新しく制作した100周年記念ロゴにもその想いを込めました。ロゴの二本の線の重なりでお客様と日本事務器との「そば = Being Closer」というつながりを表現したデザインにしました。当社はお客様と、時にはビジネスだけでなくそれ以上の関係性を築いていると考えています。日本事務器から皆さまへ感謝の気持ちを伝えたい、という思いをメッセージとして発信していくことが、この1年で最も大切なPR活動だと考えています。

 

必要としている方に必要な情報を届けるPR活動を

広報・PR活動をする上で感じている課題はありますか?

私は2019年からメインで広報業務を担当していますが、担当し始めたころはPR活動と言ってもいくつかの媒体への広告出稿が中心でした。そのため、他の手段や手法でPR活動に挑戦したいという思いがありました。当社は取引対象となる業界や分野が幅広く、取り扱う商材も、自社製品・他社から仕入れた製品の両方があり、商材が多いため事業を一言で説明することが難しい、という課題を抱えていました。

しかし100周年を前に、2022年頃から企業としてどうメッセージを発信していくべきか、広報・PRの基盤を築くことを模索し始めました。以前から企業全体のPRをさらに高めていきたいという風潮があったため、まず広報・PR活動をするにあたっての運用やルールを決めることからスタートし、社内においても、活動を強化することが少しずつ周知されてきています。

当社のサービス領域が多岐にわたることもあり、ターゲットやメッセージの設計が非常に難しいと感じています。「日本事務器」という社名を広くあまねく伝えることよりも、必要な方に的確な情報を伝えることが重要であると考えています。そのためにPRのプロであるビルコムさんと協力し、抱えている課題を解決しながら戦略的なPRをできるよう依頼しました。

 

PRのパートナーとしてビルコムを選んで、いかがですか?

今までは広告出稿を定期的に行うだけで、メディアとのリレーションはほとんどない状態でした。そのため、ビルコムさんと一緒に広報活動を始めたことで、どの媒体にどんな情報を提供すべきかを学んでいます。メディアへの情報提供の際も、「こういった施策であればこのメディアが興味を持つだろう」など、媒体ごとの特性も少しずつ見えてきました。メディアリレーションやメディアへの情報の見せ方、切り口など、ビルコムさんとご一緒するようになって大きく幅が広がったと感じています。ビジネス系の媒体で当社の導入事例がご紹介されたり、漁業のデータドリブンな取り組みが水産系の新聞で記事になったりすることで、サービスだけでなく導入事例やその背景などを取材していただき、より当社のサービスがわかりやすく露出できていると感じています。媒体への掲載実績がどんどん積み重なっていることをとてもありがたいことだと感じています。

当社の場合、プレスリリースを出す頻度は年間で3~4本程度です。1つのリリースの内容がとても重要だと考えているので、タイトルの付け方や内容の訴求方法、送付先メディアや開封率など、これまで重視していなかった点をビルコムさんと一緒に洗い出し、今以上に情報発信の質を高めることに挑戦していきたいと考えています。少しずつアプローチ方法を習得してきたと感じていますが、まだまだ近い距離でビルコムさんのサポートが必要だと感じており、お力をお借りしてさらにPR活動を強化し、自社の事業に貢献していきたいと考えています。

 

今後自走できるPR体制へ

今後の展望について教えてください

今後はこれまで十分に行えていなかったコーポレートPRをさらに強化していきたいと考えています。今年は100周年で、お客様へ感謝を伝えることに注力していますが、周年事業が終わると、新たなメッセージ発信が必要になります。まだ具体的に決まっていませんが、次のステップとしてリブランディングも視野に入れています。今後に向けて、自走できるPR体制を構築していきたいと考えています。そして、会社としては “ラストワンマイル” の思いを大切にし、お客様に寄り添った企業であり続けたいと思っています。そのために、当社が良きパートナーとして最適なソリューションを提供し続ける企業であることを、これからもメッセージとして発信していきます。

 

日本事務器株式会社 公式サイト https://www.njc.co.jp/

100周年サイト https://100th.njc.co.jp/

 

まとめ

以上、最後までお読みいただきありがとうございます。

本記事では、日本事務器株式会社 経営企画部 パブリックリレーションズ 栗田恵美子様に、「日本事務器がPRで目指すこと」についてうかがいました。

ビルコムは、PRの基盤を一緒に構築し、事業に貢献する統合型の広報・PRを行う会社です。コーポレートコミュニケーションのお悩みなど、お気軽にご相談ください。

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書き手:ビルコム株式会社 川島弓奈

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