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  • 2023年10月12日
  • セミナーレポート

【レポート】ゆとりうむプロジェクト主催カンファレンス「”家事ハック大賞”から学ぶ、イマドキ共働き家族のインサイトとは」

毎年恒例のゆとりうむプロジェクト主催によるカンファレンスが行われました。

食品メーカーや電気メーカーなどさまざまな業界の方に参加をいただいた本カンファレンスは、「家事ハック大賞2022から見た、イマドキの共働き家族のインサイト」のご紹介とともに、2023年の家事ハック大賞にむけたワークショップを行うなど、”ゆとりうむ”プロジェクトの今後の発展に向けて盛況のうちに幕を閉じました。

今回はその模様の一部をご紹介いたします。

ゆとりうむプロジェクトとは

 

※ゆとりうむ発足発表会

ゆとりうむプロジェクトは「時産※」というポジティブな価値観を提唱し、生活者の暮らしにゆとりをうむことを目的に活動しています。

※時産:「家事の時短(タスクの省略・手抜き)」という概念を変えて、時短によって時間をうみ、生活のゆとりにつなげるという考え方。

近年、女性の社会進出が進み、育児をしながら働く女性の割合も増加の傾向にあります。しかし家庭内での「忙しさ」は変わらず、家事・育児における”ワンオペ”による負担は依然として大きい現実があります。
そんな毎日の暮らしにもっと、ゆとりとハッピーをうみだそうというコンセプトのもと、「ゆとりうむプロジェクト」は発足いたしました。

本プロジェクトには、企業だけでなく、理事長として立命館大学 産業社会学部教授 社会学者の筒井淳也氏が、また各分野の専門家も参画しています。企業単体での発信では商品PRとして捉えられがちなところ専門家や企業間よるコラボ等により、様々な時産テクニックを提案することで、「時産でくらしにゆとりをうみましょう」というメッセージと共に、働きながらする家事の負担を少しでも軽くするという社会課題に取り組む企業として生活者に訴求するものです
URL: https://yutorium.jp

第一部 家事ハック大賞から学ぶ、イマドキ共働き家族のインサイトとは

ゆとりうむプロジェクトの理事であり、「共働き未来大学」ファウンダーの小山 佐知子氏より、イマドキ共働き家族のインサイトについて解説していただきました。まず、家事ハック大賞とは、忙しい毎日の家事をもっと楽しく、ゆとりをうみ出すアイデアを「家事ハック」と名づけ、自分ならではの家事に関するアイデアをシェアして時産に繋げることを目的としたアワードです。

 

 

家事ハック大賞URL:https://yutorium.jp/kaji-hack/

本カンファレンスでは4部門(掃除/炊事/洗濯/名前のない家事)ごとのインサイトについて発表されましたが、本コラムでは、お掃除部門と炊事部門の一部をご紹介いたします。

掃除部門

 

 

(掃除_ワードクラウド)

小山氏「コロナ禍で在宅時間が増えると、シンクや水回りの汚れが気になるようになり掃除する回数が増えたという声をよく聞きました。受賞作品の中で、マスキングテープを活用した工夫があり、事前に汚れを防ぐアイデアは良いなと思いました。」

炊事部門

生活者の投稿内容をテキストマイニングした一例がこちらになります。(添付)

(炊事_ワードクラウド)

小山氏「家事や洗い物を減らす取組みがある中で、お子様がいるご家庭は、栄養管理への意識も高いです。特に、働くお母さん方とお話しているとお母さんが作った温かいものを食べさせないといけない”手作り神話”がまだまだ根付いている印象があります。外食や中食のシェアは増えてはいるものの、作り置きや下味冷凍など様々な工夫をされている方も多いですね。最近は、データ上でも家事や家事分担に対してもポジティブな言葉が検索されているので、もっと家事ハック大賞やゆとりうむプロジェクトを通じて、家事への考え方が変わっていくと良いと思います。

第二部 家事ハック大賞 参画企業のトークセッション

 

 

第二部のトークセッションでは、ゆとりうむプロジェクト参画企業の旭化成ホームプロダクツ株式会社 マーケティング部 広告宣伝担当の金井 裕子氏(右)とゆとりうむプロジェクト理事、料理研究家・ラク家事アドバイザーの島本 美由紀氏(中央)をお招きし、今回の選考についてお伺いしました。

Q.参画企業・審査員として家事ハック大賞はいかがでしたでしょうか。

島本氏「日々繰り返される家事を楽しく工夫するアイデアが沢山投稿されていたと思います。この家事ハック大賞を通じて、自分の苦手な家事ってなんだろうとか、今より楽になる家事ってなにかなって考えると、もっとアイデアがでてくるなと思いました。今、冷凍貯金が凄く流行ってますよね。野菜不足を解消したいという人が増えている中で、使いきれなかったお野菜や油揚げ等を冷凍してストックする方法なんですよね。
この冷凍貯金を活用することで、日々の献立に野菜も増えて、調理の時間も短縮できるので冷凍貯金って、時代に合っていて楽しいアイデアだなと思っています。」

金井氏「去年の春から、旭化成ホームプロダクツはゆとりうむプロジェクトと共同で、「冷凍貯金」を提案するプロジェクト「冷凍貯金ラボ」を発足しました。冷凍貯金とは、食材やおかずを冷凍してストックしておくことで、忙しい毎日の暮らしにゆとりをうむ新習慣のことです。この小さな習慣の積み重ねが生活者を元気にすることにつながるということで、ゆとりうむプロジェクトに参画させていただいております。また、我々が参加した理由は、他の参画企業と一緒にこの課題に取り組めることです。生活者が新しい習慣を認知して実際に行動してもらうことは非常に難しいことなので、参画企業のみなさまと一緒に提案することで、一社だけで発信するよりも認知もされますし、影響力も大きくなると思っています。

 

Q.投稿型キャンペーンは難易度が高いとお伺いしたことがありますが、家事ハック大賞はいかがでしたでしょうか。

金井氏「実際に投稿型のキャンペーンは結構難しいと思います。これ投稿していいのかなとか、恥ずかしいという感情が働いて、心理的に投稿が伸びないケースもあると思いますし、課題の一つだと思います。ですので、今回の家事ハック大賞は投稿数はどうかなと思っていましたが、349件と多くの方がご自身の家事ハックを投稿してくださいました。ゆとりうむプロジェクトを通じて、各社が共創してアワードを行うという仕掛けが良かったのだと思います。来年以降も継続していくことで、家事ハック大賞の認知度を上げていきたいです。」

島本氏「今まで色々なキャンペーンをみてきましたが、家事ハック大賞という名前は、今後さらに広まっていくのかなと思いました。協力してくださる企業さんの想いが上手く伝わっているのではないでしょうか。」

 

まとめ

今回のカンファレンスでは、家事ハック大賞への数々の投稿から見えてきた共働き世帯のインサイトや、ゆとりうむ参画企業の狙いや成果、専門家のコメントをご紹介しました。ゆとりうむプロジェクトでは、「共働き世帯が増加する一歩で、女性の家事負担は減少していない」という社会課題に対し、企業単一の発信ではなく、専門家や複数企業が共同で発信をすることで「社会ゴト化」を目指しています。

家事ハック大賞は、2023年も実施することが決定しています。受賞部門を増やし、さらに多くの方からの投稿を募るための施策を検討中です。ご参画いただける企業様を大募集しております。 


家事ハック大賞やゆとりうむプロジェクト、企業共創プロジェクトに関してご興味やご関心などございましたら、下記よりお問い合わせいただければ幸いです。

 

 

■問い合わせ先
ビルコム株式会社 マーケティング部
MAIL:mktpr@bil.jp

 

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