PR BLOG
PRブログ
- 2020年04月28日
- PRトレンド
【大手ビールメーカー編】ブランド広報力の差はいかに | キリン 一番搾り/アサヒ スーパードライ/サッポロ 黒ラベル/サントリー プレミアムモルツ
ブランド広報力調査部では、主要な製品カテゴリでしのぎを削っているブランドの広報・PR活動は如何なる状況なのだろう?という疑問から、PR Analyzerを利用して調査していく取組みです。第1弾は夏場にかけて消費量が伸びるであろうビール業界の傾向を取り上げます。
目次
情報の山は8月と11月、季節ごとでシェアに違い
直近約1年を通した全体の露出量(リーチ数)は「キリン 一番搾り」と「アサヒ スーパードライ」が拮抗しています。業界として、情報の山は8月と11月に発生していますが、「キリン 一番搾り」と「サントリー プレミアムモルツ」は夏に、「アサヒ スーパードライ」は秋冬にシェアを獲得している傾向にありました。
スポンサーイベントのTV露出貢献は絶大
キリン、アサヒ、サントリーは主催するスポーツイベントや音楽イベントにより、TV露出を獲得しています。中でも往年のプロ野球OBが登場する「サントリードリームマッチ」はリーチ数でトップ獲得しています。張本さんが「喝!」を入れるあの番組ですね。
また、コロナウィルス感染防止の自粛下で、「サントリー プレミアムモルツ」は時流である家飲みに合わせて、強みである「神泡」を訴求することに成功しています。今後も飲食店自粛、リモートワークが続くことが想定され、各ブランドから新しい飲み方の提案がされてくるかもしれません。
その他、上記ランキング以外のデータを見ていくと、想像どおりではありますが、各社タレントを起用した新CMに関する露出は多いです。その中でも「サッポロ 黒ラベル」の「大人エレベーター」はコンスタントに紹介されている傾向で、毎回話題性のあるゲストが登場し、素に近いコメントを発信しているからかもしれません。
まとめ
- 主要ビール各社の露出量が増えるタイミングは8、11月
- 「キリン 一番搾り」と「サントリー プレミアムモルツ」は夏に、「アサヒ スーパードライ」は秋冬に露出シェアを獲得
- スポンサーするスポーツ、音楽イベントによるTV露出が大きく、ブランド認知への貢献度が高そう
- コロナウィルス感染防止の自粛下で家飲みシーンの開発に注目集まる
担当されているブランドや競合の露出状況を見てみたい方はこちらから申込みいただけます。
2週間無料でPR Anlayzerのトライアルアカウントをお試しいただけます。
(書き手:ビルコム株式会社 PR Tech局)